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大学時代うつ病になって強烈な罪悪感から、私が決断したこと!

      2015/11/24

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むささび(20代男性)と申します。

私は自由になりたくて、親元を離れた大学に入学しました。すぐに劣等感をいだくこと出来事があり、うつ病になりました。その後通学できず、引きこもってしまいました。強烈な罪悪感からついに両親に告白し、帰省することになりました。この決断には勇気がいりましたが、正しかったと思っています。

私のうつ病のきっかけ

大学生時代、私はうつ病に悩んでいました。親元が嫌で、無理に受験した地元から遠く離れた大学で、うつ病になってしまったのです。

もともと子供のころから引っ込み思案でした。友人とのコミュニケーションがうまく取れていないのではないだろうかという不安を、心の中で抱えていました。それでも高校までは学校を休み休み、何とか卒業までこじつけることができました。

しかし大学に入ってから、その不安がとうとう膨らんであふれてしまったのです。

もともとこれ以上親元にいたくないという理由から、地方の大学を選んだということからも、一人になりたい、自由になりたいという願望が強かったのだと思います。

誰からも気にされずに、とにかく好きなことを好きにしたい。当時はそう思っていました。大学での一人暮らしで、それが実現できると思っていたのです。

しかし、現実はそう上手く行きませんでした。大学に入学し、これからというところ、学科での親睦を深めるための宿泊オリエンテーションで、私はすぐに不安に駆られました。

うまく言えませんが、他の学生が次々とお互いに親睦を深める様子を見て、私はそれだけで、周りにいたすべての学生に対して劣等感を感じてしまったのです。これがもともとの気質を、一気にうつ病へと引きずり込んだきっかけだと考えています。

大学に通うことが恐怖に

しかしそれでも、なんとかその場で勇気を出して、声のかけやすそうな人を選んで私は友人を作りました。その友人は大学時代、よく私と一緒に行動をしてくれました。

しかし、私がオリエンテーションの時に抱いた不安というのを、私は結局大学時代中にまったく拭い去ることが出来きませんでした。

その大学は、あまり大きな敷地ではありませんでした。だから、よく見たことのある同学年の学生とすれ違ったり、授業が一緒になったりするのですが、その全ての学生が私より2歩も3歩も先を生きているように感じられたのです。

その感覚に、根拠などまったくありませんでした。しかし、どうしてもその劣等感が拭い去れず、私は大学にいる間中、ずっとその劣等感と、そこからくる「見下されている」という感覚に囚われ恐怖してしまったていたのです。

自分はここにいる人間の誰よりも劣っている。そう考えて大学にいることを苦痛に感じ、だんだんと授業に行くことが減り、更にそれが劣等感につながる。そうして私は、生まれて初めて親元を離れた一人暮らしのアパートで、引きこもりになってしまいました。

大学時代のどん底

それからしばらく、私は誰にも何も言わずに引きこもり生活を続けました。その頃にはすでに、道路で誰かとすれ違うたびにびくびく怯えてしまうほどにおかしくなってしまっていました。

毎日深夜、人が居なくなってからコンビニへ行き仕送りでご飯を買うという生活を続けました。うっかりコンビニに行かずに朝を迎えてしまったときなんかには、部屋から出ずに空腹のまま1日を過ごすこともありました。

そうして人間らしい生活から遠ざかっていくほど、他人から向けられる視線に、強烈な被害妄想を重ねるようになっていってしまったのです。

結局、一度大学を離れることに

ワンルームの狭い賃貸で引きこもっている間中、私は常に強烈な罪悪感を感じて暮らしていました。それは、今まで私と付き合いを持ってくれていた数少ない友人と、両親に対してです。

引きこもりの期間中、時々友人が連絡をくれるたびに、私は怖くて仕方がありませんでした。それまでも、私は特に目立つ人物ではありませんでしたが、それでも落ちるところまで落ちてしまった私の現状を、彼らには知られたくなかったのです。

それに、両親。彼らもまた時々私に連絡を寄越しましたが、その連絡をどうにかして誤魔化すたびに、私はもういっそ死んでしまいたいと感じていました。

しかし、そんな生活がすでに半年以上過ぎたある日、私はついに決断しました。両親に、学校に通っていないことを告白したのです。

それは、私にとって本当に苦しい告白でした。中学高校と、何よりも学校をサボることを強くしかった両親。そして私がもう頼りたくないと、自らその懐を離れた両親に、「実はもう学校には通っていない、一度そちらに帰らせて欲しい」と告白することは、とてつもない恐怖と羞恥でした。

その選択は正しかった

両親は私の告白に戸惑い、受け入れたくないという様子でしたが、結局私の帰省を許可しました。その後、少しの時間を置いてアルバイトを始め、地元から連絡をくれていた友人たちにも同じ告白をしました。

すると友人たちも戸惑いながら、それを受け入れてくれました。そのとき、友人と対面した時の劣等感は、大学にいたころのものよりもひどくありませんでした。

それから私はしばらく療養し、現在やっとまともに人間らしい生活を送っている実感を取り戻し始めています。両親、友人、それに自分を評価してくれる仕事にもなんとかありつけました。

今考えると、私のうつ病は心にあまりに多くの、そして複雑な感情を秘密に抱えていたことが原因なのだと思います。そして、それを良い方向に転換したのは、自らのもっとも醜い部分のうちの一つを、誰かに暴露し、受け入れてもらうというその勇気だと思うのです。

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