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うつ病の引き金になったのは転職、結婚、引っ越しによる不眠です。

      2015/11/27

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ねこ(20代女性)と申します。

今まで27年間健康すぎるほど健康に生きてきて、まさか精神科の閉鎖病棟に入院することになるとは思ってもいませんでした。自分には、うつ病なんて全く縁のないものだと思っていました。引き金になったのは転職、結婚、引っ越しによる不眠です。病院の先生も家族も、私の辛さを聞いて理解してくださったことが治療に繋がったと思い、感謝しています。

はじまりは、些細なこと

なんとなく気分が上がらなくて、夜なかなか寝付けない。昼間あった嫌なことがずっと頭を離れない。おかしいな、と思いながらも始めたばかりの仕事が忙しく、ゆっくり考える暇もありませんでした。

当時は長年付き合った彼氏と結婚したばかりで、新しい土地へ引っ越し、仕事も販売職からクリエイティブ関係に転職して慣れないことだらけの毎日を過ごしていました。

新しく就職した会社では残業が多く、終電をすぎることも普通で休日も週に1日あればいいほうでした。なんとか仕事を覚えようと家でも勉強し、新婚家庭の家事もこなしました。

それまで実家でぬくぬく暮らしていた私には、ハードな日常でした。そしてそんな日々を過ごしているうちに、気づけば全く眠れなくなっていました。

受診に至るまで

夜にベッドの中で目を閉じても全く眠気が訪れなくなり、1ヶ月ほどすると、耳の奥から踏切のような音が聞こえるようになりました。

仕事をしているときも眠くて全く集中できず、だんだん追いつめられていくような気がしました。

そのうち体も思うように動かなくなりました。ベッドから起き上がるのもお風呂に入るのもご飯を食べるのも何もかも面倒になって、一日中横になり天井を見上げることしかできなくなってしまいました。

会社に連絡もできないまま無断欠勤を3日ほどした後、わたしの異常に気づいた夫が、慌てて心療内科のあるクリニックへ連れて行ってくれました。

入院と寛解

クリニックでは細かく問診を受けました。仕事をしなくちゃいけない、家事もしなくちゃいけないのに何もできなくて苦しいと先生に打ち明けたところ、入院して少し休んだらどうだろうと提案されました。

夫が会社に連絡してくれて、休職の許可がでたので入院治療を決めました。先生のお話では、環境が一気に変わったことによるうつの可能性が高いとの事でした。

ワイパックスを最低量だけ処方して頂き飲み始めると、焦燥感が消えて、夜に少しづつ眠れるようになりました。

病院のなかでは、作業療法士さんとアロマテラピーをしたり、同じ病気の人と悩みを話し合ったりして過ごしました。夫も毎日のようにお見舞いに来てくれて、うつの本を読んだりして病気を理解しようとしてくれていたのが嬉しかったです。

おかげさまで1ヶ月と少しで退院して、仕事に復帰できました。退院してしばらくしてから、お薬がなくてもぐっすり眠れるようになった日には感動しました。

私の場合は、辛いことを我慢しすぎて誰にも相談できなかったことが、発症の引き金になったと思います。病院の先生も家族も、私の辛さを聞いて理解してくださったことが、治療に繋がったと感じ心から感謝しています。

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