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うつ病の発見が、原因不明の体調不良によって遅れてしまいました

      2015/11/14

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ばし子(20代女性)と申します。

新生活への希望・理想と現実の差から、私はうつ病を発症しました。身体的な症状しか現れず、原因不明の体調不良が続き、発見が遅れてしまいました。会社を退職しても、仕事で罵倒されている場面がフラッシュバックし、悩まされました。その後は家族の支えがあり、現在は回復しています。

希望で溢れた新生活

私がうつ病を発症したのは社会人1年目の21歳の頃でした。実家から離れ、初めての一人暮らし。新しい生活に希望とやる気で満ちあふれていました。

仕事は介護施設の職員。専門学校を卒業し、資格を取り、自分の理想とするような仕事をしようと思っていました。

仕事が始まると、思い描いていたような世界ではなく、理想と現実の差に打ちのめされました。それでも必死に職場に馴染もうと努力していました。性格は我慢強い方だったので、どんなに辛くても耐えていました。

職場での罵倒の日々、心の悲鳴

職場や仕事にも慣れた頃、人事異動があり、部署の雰囲気ががらりと変わりました。これまで以上に厳しい指導。時には利用者の前でも怒鳴られ、陰口を聞こえるように言われるようになりました。

「きっと私の仕事が遅いから言われてしまうんだ」と自分を責め、辛くても一生懸命仕事に臨みました。

家に帰っても、仕事のことが忘れられず、眠ることができなくなりました。食欲もなくなり、辛い気持ちが続くようになりました。このとき、ちゃんと病院へ行っていれば、心が壊れずに済んでいたのかもしれません。

原因不明の体調不良

そんなとき、久しぶりに実家に帰ると母が一言「ずいぶん痩せたんじゃない、ご飯食べているの?」と聞いてきました。確かに食欲はここのところなかったし、新生活の疲れで少し痩せたかな、とは思っていました。

体重計がなく半年ほど測っていなかったため、実際にどれくらい痩せたのかわかりませんでした。その場で体重計に乗ると、9キロ減っていました。まさかこんなに減っているとは思わず、母も私も驚きました。

この頃から原因不明のめまい、頭痛、倦怠感が現れ始めましたが、疲れのせいだと我慢していました。休日には布団から起き上がれずに1日を過ごすことが多くなり、自分でも何かがおかしいとは感じていました。

初めての心療内科とうつ病

母に辛い気持ちを打ち明けると、心療内科を勧められました。ただの過労と思っていたので、自分が心の病院へ行くことがなんとなく認められず、それからも体調不良を我慢して仕事を続けていました。

半年後、それまで感じていた頭痛や倦怠感がひどくなり、母に連れられて、心療内科へと足を運びました。診断結果はうつ病。ショックと同時にホッとしたのを覚えています。もう体調不良で悩まなくていいんだ、ゆっくり眠れるんだ、ただそのことばかり思っていました。

退職と休養

その後、診断書を提出し休職を願い出ましたが認められず、1ヶ月後に退職しました。実家に戻り、始めは寝ているだけの生活。

仕事で罵倒されている場面がフラッシュバックし、衝動的に薬を大量に飲んでしまうこともありました。

でも家族の支えもあり、1年後には回復、新たな仕事を始めることができるようになりました。

我慢しないで休むこと

とにかく、体調がおかしいと感じたらすぐに病院へ行くべきだと思います。うつは甘えでも弱さでもなく、「心の風邪」です。早く対処すれば必ず治る病気です。だから、我慢せずに相談してみるといいと思います。

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