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10年間うつ病で苦しみ、寛解と再発を繰り返し病気と付き合っています。

      2015/11/18

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雪ん子(40代女性)と申します。

30代の半ばでうつ病を発症し、退職しました。そののち寛解したので、再就職をしましたが、またストレスで再発し、休職期間を経て退職。その後も寛解と再発を繰り返しながら、10年たちました。今でも完全に治癒したい思いはありますが、まずはうつ病になりながらも、それとうまく付き合うことが大切だと思っています。

30代半ばでうつ病を発症

自分で言うのもなんですが、バリバリのキャリアウーマンと言ってもいいくらい仕事に入れ込んで、20代から30代は過ぎました。仕事は営業でたくさんの顧客を持ち、他社と競争し、そこに勝って仕事をゲットするという快感と達成感に背中を押されて、無我夢中で仕事をしていました。

その頃は全くうつ病の兆候などはなかったのですが、30歳半ばの時に異動で企画部門に移りました。営業での実績を飼われてのことでした。私としては、これもキャリアアップだと思って頑張るつもりでした。

ただ、営業職と企画職では全く仕事の段取りが違っていたこと、異動で未経験とはいえ、社歴的に主任として何人かの部下の面倒も見なければならなかったこと、そういう状態で誰も私の手助けはしてくれず、むしろ「お手並み拝見」的な視線の中仕事をしなければならなかったこと、などから精神的に追い詰められてしまいました。

それで最初は注意力がなくなり、判断力がなくなって何も考えられなくなり、そのうちに席に座っているだけでも涙が出て止まらなくなりました。それを知った夫が、それなら会社を辞めたらどうだ、といってくれました。とにかく会社にいるのがつらかったので、退職に至りました。

今から思えばあれはうつ病で、退職の前に休職という方法もあったのに、人事部も誰もそのようなことを教えてくれませんでした。

寛解して再就職したが、また再発

それで1年ほど自宅でのんびりとしているうちに、集中力がない、だるい、判断力がない、という状態がなくなってきました。何よりまた働きたいという意欲が出てきたので、再就職しました。

今度は始めから企画職でした。いずれにしても営業とペアになって、競合と勝ったり負けたりという仲での仕事でした。それが面白かったのと(そういう性格のようです)、何より仕事が多かったので、毎朝7時には出社し、終電で帰るという日々を送っていました。

すると3年ほどで、今度もまた集中力がなくなり、だるくなり、判断力がなくなりました。さらにはなぜかわからないけれど死にたい、という状態になってしまいました。

それを夫に話すと、夫は前回のことを後で調べていたのか、それはうつ病だから精神科に行けといい、連れて行ってくれました。

診断の結果はやはりうつ病でした。今度は休職という手段を調べていたので、そこから1年半休職し、それでも寛解しないので、最終的には退職しました。

その後は寛解と再発の繰り返し

それで退職しましたが、また数年すると寛解ししました。今度は楽な仕事と思い、近所のパートに出ました。そこの人間関係の複雑さにストレスを感じて、また再発してしまいました。

それ以降は、寛解と再発の繰り返しで、10年が過ぎてしまいました。

数年で完全に治癒する人もいるのに、なぜ自分だけ、という気持ちもあります。ただそういっても仕方ないので、今は無理をせず、うつ病とうまく付き合っていこうと思っています。

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