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うつ病から社会復帰へ。私はこうして働けるようになりました。

      2015/09/15

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♯33元気印(20代女性)と申します。

20代後半の女性です。うつ病発症から約9年。回復と悪化を繰り返しながらも、なんとか8時間フルタイムで仕事ができるまでになりました。症状や状況は人それぞれです。今療養中の方、これから社会復帰しようと頑張っている方、病気と向き合っている方に何かお伝えしたり、参考になればと思います。

発症当時のこと

退職し、3年間は無職でした。その間は何もできず、ただひたすら寝るだけ。1日20時間近く寝ていたこともありました。通院は2週間に1度。薬は抗うつ剤と睡眠導入剤。

ものすごい時間寝てしまい、夜に起きてしまうので、昼夜逆転、ライフサイクルがめちゃめちゃになっていました。きちんと夜寝て、朝起きる。その為にまず眠れるように眠剤の服用は欠かせませんでした。

仕事をしていなかったので、夜中眠ることができないとパソコンでネットサーフィンをしてしまい余計に眠れなくなりました。なので、まずは夜パソコンをいじらないとルールを決めて、夜は寝る事にだけ専念していました。数か月スパンで朝方に起きられるようになっていきました。

寝る前に、少しカーテンを開けて太陽の光が部屋に入るようにしたのが良かったかなと思いました。体調がいい時は外に出て散歩をしました。太陽に当たらないとダメだなぁと痛感しました。夜、きちんと眠くなっていくので人間はできる限りは太陽に当たった方がいいと感じました。

上記のようにのんびりと回復に向かっていった訳ではないです。スポットですが入院もしました。急にズドーンと落ち込んでしまい、何も食べられなくなることもあったのです。泣いて泣いて、この世の終わりだ、と思ってしまう程落ち込みました。

自分が生きていることがいけないだとか、消えてなくなりたいとか、今は元気になったんで信じられないですけど、当時は思っていました。何で周りは普通に暮らしているのに自分だけこんなに暗くて毎日悲しくて絶望してるんだろうって。「明けない夜は無い」「いつか笑って話せるときがくる」そんな言葉は当時は大嫌いでした。

ゆっくりと回復へ

3年働かずに落ち込み、また少し復活して・・・を繰り返すうちに、働かなくちゃなと、社会に戻る事について考え始めました。

両親は心の病に理解が無く、すごく厳しかったのです。ただ一度、自分が倒れて、余りの変わりよう(泣いたまま立ち直れなかったりずっと食事ができない、1日中寝て起きれない等)を見て、うつ病は病気なんだ、と思ってくれたようです。

その親に社会復帰に向けて動いてみようと思っていると話しました。今までずっと休ませてくれてありがとうとお礼も言いました。親は何も言わずに見守ってくれました。自分は、見守られているんだ、味方がいるんだ、だから大丈夫だ、と安心できました。安心できたから、自分からはじめの一歩を踏み出せたのだと思います。

朝、起きてハローワークに行く。行く頻度は週に1度で毎週何曜日にするか、自分なりのリズムを決めました。始めは相談員さんに療養していた事、今までの自分のキャリアをまとめて伝えました。

そこから、何時間なら働けるか、主治医の意見等現実的な事も話に上がってきました。私はパソコンが得意だったので、Wordでまず職務経歴書を作りハローワークの方に添削してもらいました。それから希望求人があった時は履歴書も書いてチェックしてもらいました。

書類選考には結構通りました。ですが、いざ面接になると必ず休んでいた期間(私の場合は3年)について突っ込まれました。うつ病で休養していたことを話せば、採用はまず無いでしょう。心の病にはまだ偏見も少なからずあり、何よりもいつ再発するかわからないというリスクが雇う側に出てくるので、採用はかなり厳しくなってしまいます。

事実を話せばほぼ不採用、でも履歴書を見たら、事実を話さねばならない状況になってしまう。この壁を破るまでに1年かかりました。2年お休みして1年仕事を探していた、という事です。

社会復帰

諦めていましたが、何とか仕事が決まりました。その時は余りブランクに触れられなかったのです。あっさり決まってびっくりしました。ですが、すんなり仕事は決まったけれど、今度は職場に病気を隠し続けて働くことで悩むようになってしまいました。

その職場には3年間いました。途中やっぱり出社できなくなったり、職場に行くのがこわくなってしまって休んで、退職までに有休は全て使ってしまいました。胸が苦しくなったり、異常に焦って失敗してしまい、周りとコミュニケーションが取れずに苦しかったです。

今は転職して、別の職場にいます。半官半民みたいなところで人間関係もそんなに悪くはありません。ただここでも採用時に病気の事は伏せています。やっぱり、言えないです。

今の職場は任期があります。任期満了で退職する前に、私はある事を決意して、今動いています。それはうつ病をオープンにして働くことを目指す、というものです。障害者雇用です。その為に主治医と相談して手帳を申請する為に準備しています。今でも抵抗はあるし、手帳の申請が通るかどうかもわからないのですが・・・。

このまま隠し続ける事は、もう私にはできないなと限界を感じたのです。甘いと言われるかもしれません。でも、もうまともではないのです。薬の力を借りないと、心がもたない。薬を飲んでいても普通に笑ったり、お話したりすることが怖いです。

それでも、ずっと家にいるなんてそれこそ甘えだしできることでちゃんと自活していきたい。自分勝手かもしれませんが。

隠し通して、壊れて、また退職の繰り返しはもう断ち切りたいです。長く仕事を続けたいのです。それで、病気をオープンにする方向で、今後は職場を探そうと思っています。好きで病気になったわけではないですが、もうなってしまったものはどうしようもないので。

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