うつ病.com

うつ病に悩んだ私が、うつ病に悩んでいる人のために作ったサイト

パワハラでうつ病になった私にも、居場所がある!

      2015/09/27

花の画像

あや(40代女性)と申します。

五年ほど前に、上司のパワハラでうつ病になりました。声は小さくなり、食事はできず、無能だから仕方ないと自分を責め続けました。部署を離れた途端、それが異常だったと気が付くことができました。あなたに適した居場所は必ずあるはずです。

上司は優秀な人だという思い込み

五年前、私がいた部署に新しい課長が就任しました。新しい課長は今までの部署でかなりのやり手であり、仕事がとてもできるという前評判でした。一緒に仕事をした人は「彼のやり方はいい勉強になる。」と言っており、私もそんなすごい人と仕事ができるのを楽しみにしていました。

みな冷静になれない

ところが、実際に課長が来て、仕事をしてみると違和感が多くありました。課内で優秀な人に対しては、個人的に席によび、楽しそうに話をしたりするのですが、私を含めそうでない人には直接話をせずに班長を通してミスを指摘されました。

班長はいつも叱責されており、そのストレスを私たちにぶつけてくるようになりました。課長が気にしているのはいつも自分の評価で、部長やさらに上の人と私たちが話をしていると「何を話しているんだ」と執拗な探りを入れられました。

班長を通じて指摘されるミスは記載している内容よりも、文字のフォントだとか段落がそろっていないとかそのような些細なことか、部長などから訂正を求められたことでした。課長の言う通りにしたのに、部長から訂正を求められたときは私たちのせいのように責められました。

だんだん私は自分で考えることをやめ、言われるままに仕事をし、ひたすらに修正を行うようになりました。それでも「言ったとおりにできていない」「なぜできていないのか考えろ」と怒鳴られる日々が続きました。

班長も胃薬を手放せない状況でしたから、相談できません。この状態はおかしいとどこかで思いもしましたが、今の課長がいなくなるまで、と嵐が通り過ぎるのをひたすら頭を下げて待つ、そんな日々を送っていました。誰もが冷静に、まともな判断ができずに自分を責めていたのです。

人事異動でそこを去ってから

自分はなにもできない、自分は話かけてもらえない。説明の声は小さくなり、笑顔は出ず、食欲を失った年度末、自分の異動が決まりました。

自分には能力がないから、辞めるか小さな部署でひっそり仕事をしたいという後ろ向きな要望を人事に聞いていただき、こじんまりとした事務所に代わりました。

相変わらず声は出ませんでしたが、私が考えてした仕事に周りのみんなは「ありがとう」と言ってくれました。そこで私は笑ってもよく、自分の意見を言ってもよく、仕事ができないからと言って責めるのではなく、みんなでやろうという気持ちを感じることができました。

異動して初めての週末。私は声をあげて泣きました。私がいる場所がある、いてもいいんだ。そう思うと涙が止まりませんでした。

もし、あなたが今の場所でつらくても、ほかに輝ける場所が必ずありますよ。

 - うつ病体験談