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うつ病で死にたいと思った私は、独りはないことに気がつきました。

      2015/09/24

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くーみ(20代女性)と申します。

うつ病にかかってしまうと「どうして自分だけ、こんな思いをするのか」と考え、死にたいと思っていました。これまで母や妹にたくさん迷惑をかけてしまいましたが、感謝と謝罪でこの先恩返しをしていきたいと思っています。

うつ病になってしまうと孤独感が増す

私が一番、うつ病で苦しんだ原因は、周囲から置き去りにされているという劣等感です。

うつ病になると心と体のコントロールが効かなくなり、無気力な状態に陥ります。無気力状態になってしまうと、何もしないという生活が続くようになります。周囲からは「怠けている」と捉われがちですが、本人の心の中は焦っているのです。何もできない悲しみ、そんな自分への劣等感、自分に対する怒りなどで心は大荒れ状態です。

次第に周囲の人間と比べてしまうようになります。私の場合は妹と比べることが多かったです。妹は会社に勤め始めて5年目で、それなりのキャリアも身に付き、夢に向かって生きている、そんな人間です。妹と顔を合わせる度、自分が情けなくて仕方ありませんでした。4つも年下の妹はこんなに頑張っているのに、それと引き換え自分はなんて愚かな人間なんだと感じ、時には妹にぶつかることもありました。妹とぶつかる度、妹は涙を流していたことを覚えています。

周囲に対する有難さに気づく時

例えうつ病になっていなくても「ありがとう」という言葉は中々、言いづらいものです。しかし、有り難いという気持ちはうつ病の心を少し、和らげてくれると感じます。

特に心の病というものは厄介で、自分しか見えない状態に陥ります。すると他人に対し、嫉妬する気持ちが生まれ、それが時には憎悪に変わったりすることもあります。

情けない話なのですが、私は周囲の人間を責めることによって自分を成り立たせていました。「お母さんの育て方が悪いから私はうつ病になった」、「妹なんて存在するから私の人生は生きづらい」など全て人のせいにしてきました。その度に「自分なんて消えた方が良い」と感じ、死ぬことばかり考えていました。

しかし、母や妹は懸命に私を支えてくれました。本心はきっと腹が立ったと思います。私が、母や妹の立場なら見放していると思います。その度に支えてくれた周囲の人たちに心から感謝したいと思います。

私は独りではないと感じることができるまで

孤独に悩まされていた、うつ病末期から8年経ち、ようやく改善に向かい始めました。「独りではない」と感じれるまで、多くの時間がかかりました。

頑張って治すのではなく、自然の流れで治すことが完治への近道なのでしょうか。頑張ろうとすると焦ってしまい振り出しに戻りますし、空回りして自分の心を見失うような気がします。自然に任せていれば、無理をすることが少なくなります。

周囲の支えという愛情に、敏感に気が付くようになってから、孤独に悩む日々は少なくなりました。今でも「ありがとう」と「ごめんなさい」は心の中で言い続けています。

独りではないと感じれるまで、周囲に沢山の迷惑をかけました。これからは徐々に恩返しをしていきたいと思っています。

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