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うつ病と診断!愛犬を失い、仕事で物忘れがひどく休職に

      2015/08/24

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あかね(40代女性)と申します。

私は40代の独身OLです。一人暮らしをしており寂しいので、ペットの小型犬を1匹飼っていました。両親は、私が20代の頃相次いで病死しています。このペットだけが身内だったのに、亡くなってしまいました。仕事で物忘れがひどくなり、精神科を受診すると、うつ病と診断されました。その後会社を休職し、現在は復職。周囲に支えられながら、少しずつ業務に慣れるようにしています。

病気になる前の生活

自分は独身で、一生過ごすつもりでマンションを購入しました。室内犬を一匹飼っていました。その犬は、自分がアパート暮らしの時から連れて来た、もう10年位一緒に住んでいる可愛い愛犬です。

結婚願望はあまりなく、仕事中心の生活をしていました。気が付いたら適齢期もすぎて、このまま女一人独身でいるのが、自分には向いていると思いました。家事などは苦手だったのです。

まめな方ではないので、子育てなど、到底無理です。その代り、友人はたくさんいました。友人の子供を見て、かわいがるくらいが自分には向いていると思いました。

あとは、仕事はバリバリやりました。仕事をしている間が生きがいのような生活です。

自分の愛犬を可愛がる瞬間が至福の時でした。しかし、その犬は、病気にかかり、亡くなりました。自分は完全に心の支えを失いました。

それでも会社へ行っている間は、ペットの事を忘れて、仕事に集中しました。家に帰ると、だれもいない、愛犬もいない部屋に、がっかりしました。

初期の症状

自分がおかしいと感じ始めたのは、その1か月後くらいです。

私は、40代半ばで、会社では、ある部署の責任者を任されていました。女性にしては、相当キャリアアップした方だと思います。部下が何人もいる、そういう立場でした。

ですので、私は、仕事上の事は頭の中にたたき込まれており、何を聞かれてもすらすらと答えられる人間でした。好かれた上司とは言えないかもしれませんが、ひとまず自分がいないと仕事が回らない部署だったのです。

ある日の会議で、自分が発言しようとすると、急に喉が詰まったようになり、発言ができませんでした。自分は意見があったのに、言えなくて大変嫌な気分になりました。

以前なら、このようなストレスは、ペットをなでて解消していたのですが、家に帰っても一人です。

会社では、自分の記憶力が減退したような、変な感じに襲われました。自分は仕事の事はすぐに覚えるし、理解もできるはずなのに、この位の事が理解できないとはと言う感じです。

頭がさえない感じ、まるで記憶を失ったみたいな感じ、周囲がなんとなくもやがかかったような感じと、次々と自分のおかしな体験が始まりました。喉の辺りが苦しく、声が良く出せない時もありました。その症状もすぐに消えたりします。

最初は、もしかしたら更年期障害かもと思いました。年齢的にも、更年期障害が起きてもおかしくなかったのです。そしてまず婦人科で見てもらう事にしました。

病院の診断と治療

婦人科は、血中の女性ホルモンなどを検査してくれました。異常なしとの事です。更年期障害ではなく、メンタル系の病気である可能性が高いと言われました。

そこで、犬の話をすると、多分、その事が原因かもしれないのでと言う事で、精神科に紹介状を書いてもらいました。

自分は少し戸惑いましたが、このまま頭のぼやけ方が続いたり、発言ができなかったりすると、仕事に支障があります。思い切って精神科に行きました。完全にうつ病と診断され、抗うつ剤を飲む事に決まりました。

それから、会社は無理なので、休むよう勧められました。自分はそれは無理だと最初は通勤しながら服薬治療していましたが、症状が良くならず、発声もできないような状態になってしまい、会社に正直に病名を告げて、病気休暇をもらいました。

それから3か月間は、自宅で療養、通院、服薬の繰り返しでした。会社に行けないのは大変つらかったです。

自分がいないと、きっと職場も苦労しているだろうと思ったり、自分は退職させられるかもしれないと思ったり、色々考えました。

医者は、今はゆっくり休むより他ないと言いました。会社の産業医の方も、休養が必要な時もありますと言ってくださり、その言葉通りお休みを頂きました。

現在の状況

今は、職場復帰しています。ただ、部下を指導したり、取りまとめたりするのは無理なので、少しずつ、体を慣らしています。服薬も続けています。

周囲の方には迷惑をかけてしまいますが、皆、理解してくださっており感謝しています。

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