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【うつ病体験談】全然動けない。そんな私でも克服できた方法とは。

   

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平穏な日々(30代男性)と申します。

とっても明るくて、なにも考えていないようみえても、一人になると考え込んでしまう人っていると思います。そういう人が、もしかしたらうつになるのかも。だから思わぬことがきっかけでうつに苦しんで、克服できた自分の体験を書こうときめました。

 病気になるまで

最初は自分でうつと自覚する事はありませんでした。その頃、私は10代で専門学校に通っていました。住んでいた所が寮であったため、色んな学校の生徒が一緒に住んでいました。友達がたくさんできて、毎日が楽しかったです。しかし私を含めみんな楽観的な者が多く、ほぼ毎日マージャンやパチンコなど、学校にも行かず遊び狂っていました。

決して裕福とはいえない家庭で育った私も、さすがに罪悪感が芽生えました。友達は専門学校を始め大学に行っていたのですが、要所要所には学校に行っていました。でも私は資格試験があると分かっていても、今度でいいやとほぼ学校に行っていませんでした。

 発症そして地獄

そしてしばらく経つと専門学校の友達は就職活動へ、大学生の友達は親が転勤してきたとの事で寮を出て行きました。私はひとり残され、そこから地獄が始まりました。まず、夜になってもまったく寝れない状態から始まりました。前日徹夜をしても1~2時間の仮眠程度で起きてしまい、それがとても不安をもらたしました。

毎朝布団から出ることができず、トイレに行くにも死ぬ思いで行っていました。これはただ単に行けないとかではなく、体が本当に動かなくなるんです。食事も一口二口で喉をとおらなくなる始末です。これはまずいと心では思っているのですが、どうにもなりません。

何とか友達に連絡をして、病院に付き添ってもらいました。結果は何も異常なし。こんなに具合が悪いのに異常がないという事が、また不安をもたらします。

そんな状態が1ヶ月ほど続いた頃、兄が出張で立ち寄りました。そこで私の現状を見て、これはダメだと親に伝えたそうです。親から地元にとりあえず帰ってこいと言われるものの、布団から出ることすら命がけなのにどうしようと悩みました。それでも最後のパワーを振り絞って、なんとか地元にたどり着くことができました。

ここまできても、まだ自分がうつ病だとは気づいていませんでした。家族のそばにいると、助かった事に自然と症状が軽くなっていきました。ある程度外出できるまでに回復しました。

 快方に向かって、私の言いたかったこと

少し抵抗があったものの、ここで一回精神科へ行ってみようと思い、受診しました。先生から辛かったでしょうと言われた時、心がスーっと軽くなりました。薬を処方され、飲み始めから1週間は副作用による吐き気に苦しみました。それでもなんとか落ち着きました。今ではうつ状態をぶり返すようなこともありません。

うつ病はまず心療内科や精神科で診察を受けた時点で、半分以上が回復するといいます。おかしいなと思った時、すぐ受診すれば10日。私のようにしばらく受診しなかったら、10年は治療に時間がかかると聞きます。実際私はいまだに薬を飲み続けています。

もちろん薬なので飲み続けている事に、多少不安も感じます。ただ、自己判断では絶対にやめる事はしないと、心に決めています。様々な情報が今やネットをとおして流れていますが、全てを鵜呑みにするのは危険です。あくまで主治医と相談しながら、うまく共存していこうと思っています。

昔のように精神科を受診するのは、人目が気になると思っている方がいまだにたくさんいるのも、残念ながら事実です。その大半は年配の方、つまり親世代で若いうちにかかってしまったうつ病を、その時点で食い止められなくなっている原因にもなっています。

もう一度言います。

心の調子が悪いと、体の異常となって現れる事を忘れないで下さい。病院で異常がないと言われても、調子が悪い時は精神科や心療内科を少しでも早く受診して下さい。

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