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うつ病になっても孤独ではありません。周囲に目を向けてください。

      2015/10/11

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リア(20代女性)と申します。

うつ病で自分が独りぼっちになった気分になり、世の中から取り残されてしまった気分になってしまいますよね。私も同じ体験をしました。毎日が孤独で寂しくて怖かったです。でも、本当は独りぼっちではないんです。周囲の存在に目を向けて、「大切にしたい」と思う気持ちが出てくると、うつ病の苦しい気持ちが軽くなっていきますよ。

社会からはみ出されたうつ病の私

私がうつ病を発症したきっかけは、職場でのイジメでした。元々、人付き合いが得意ではなかった私でした。幼い頃から、一人でいる時の方が安心してしまう環境を作り上げていたのかもしれません。

私は20歳で就職をしました。就職先は大手企業の和菓子屋の販売でした。デパートの中にあるお店だったので、スタッフの年齢層は歳を重ねた方ばかりでした。入社して3か月経っても、中々、人間関係に馴染めずにいた私は、徐々に孤立していくようになりました。

そして恐れていた、職場でのイジメが始まりました。主に無視をされることが多かったのですが、蔭口を聞こえるように言われ、私は精神的に追い込まれてしまいました。

この頃から、身体の不調が始まりました。食欲がなくなってしまったり、何日も眠ることができなくなったり、そういった症状が出始め、結果的に精神状態がおかしくなっていきました。ついに、「対人恐怖症」となり、会社を辞めることにしました。私は社会不適合者なんだと強く感じたことを覚えています。

休養期間にうつ病と向き合う苦しさ

仕事を辞めると、うつ病は治るのだと勘違いしていました。うつ病はそんなに簡単には完治するものではなかったのです。

何もしたくない気持ちと、申し訳ない気持ちが私の心の中で渦巻きました。休養期間はうつ病患者にとって、自分を見直したり、向き合ったりする期間なので、本人にとっては地獄のような日々に変わることがあります。

自分ばかり見つめていると、孤独感に襲われることがあります。「なんで自分だけこんなことになってしまうのだろうか。」、「こんな自分は情けない。」と責める気持ちばかり膨らみます。

私の場合は対人恐怖症になってからうつ病を発症していたので、人間と関わることができず、本当に孤独なんだなと思っていました。休養期間の心は休んでいるのではありません。ずっと闘っていたような気がします。

孤独を埋めてくれる存在との出会い

私は、このまま独りぼっちで死ぬんじゃないかと考えるようになり、それだけは避けたいと思い、ペットを飼うことを決めました。テレビの特集で「動物セラピー」という放送があり、興味を抱きました。私は里親募集に掲載されている猫を、飼い始めました。

最初は、自分のことも出来ないのに、猫のことなんて出来るわけがないと諦めていました。しかし、一緒に生活することによって孤独を感じなくなりました。「愛しい」とか「守ってあげたい」という気持ちすら湧いてきました。猫を飼ったことがきっかけで、心が安らいでいくことがわかりました。

現在、私はまだ完治はしていません。人間関係もまだ、上手に作れているとも言えません。でも、はっきり言えることは、以前よりも優しくなれた気がします。それは、きっと独りじゃないと思えるようになったからです。

自分だけを見つめて苦しむばかりではなく、周囲の存在に目を向けてみると、新しい感情が生まれます。何に対してでも良いんです。家族や恋人、ペット、お花など自分が「大切にしたい」と思う気持ちが重要です。優しい気持ちでいると、うつ病の苦しい気持ちが軽くなっていきます。うつ病にかかったとしても孤独ではありません。

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