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うつ病は甘えではない事を、経験から証明していきたい

      2015/10/06

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HIJ(30代男性)と申します。

うつ病は甘えという風潮は、今も根強く世の中に浸透しています。しかしうつ病になった経験のある人は、決して甘えではない事を理解しているはずです。自分の経験から、うつ病の正しい理解の為に役立つ事を示していきたいと思います。

うつ病発症と原因の分析

うつ病については書籍等によって様々な情報に触れることが出来ます。しかしここでは経験者の立場から、うつ病に至った経緯と原因を考えていきたいと思います。

私は職場での人間関係、結婚を誓った恋人との別れ、転職した会社の倒産などの不快な出来事が続いた事で、うつ病を発症したと思います。不快な出来事は誰でもありますし、その都度乗り越えて生きていると思います。

しかしそれが何度も続いてしまうと溜まったストレスも放出されず、脳が不快な出来事を印象深い出来事として強く記憶していきます。そして脳は不快な状態にある事が自然な事のように思い込んでしまい、うつ病につながっていくと思います。

つまり経験者の立場から言うと、うつ病は不快な出来事の繰り返しで、脳がマイナスの感情に洗脳されているような状態だと考えています。

うつ病と自殺の関係

不快な感情に脳が支配される事によって、人は無気力になったり、食や睡眠、性など様々な事に興味が無くなります。正式には興味を持つ余裕が無いのです。

そしてうつ病の人は次第に「自分は何も出来ない」と思い込み、自殺を考えるようになります。自分としては何とかしたいと思っていても、脳が気力が出ないようにコントロールされているので、行動が出来ないのです。

うつ病による自殺は、「自分は何も出来ないから死ななければならない」と言う気持ちが繰り返されることで実際の行動につながります。

私もこのような気持ちから3回自殺未遂をしようとしました。頭がぼんやりして何も考えられず、死ぬ事しかないと常に考えていたのです。マンションの柵に手をかけたり、首にロープを巻いていたりした事は自分でも無意識に行っていた事なのです。

つまりうつ病による自殺は、脳が「死ななければならない」と身体に指令を出して行ってしまう大変危険な状態なのだと思います。

現在の私とうつ病の人に伝えたい事

現在は薬物治療にて自殺願望は治まっています。しかし今でも不快な事があるとひどく落ち込んでしまう事もあるのです。決して完治したとは言えませんが、私は現在少しずつですが記事を書いたり、足の不自由な人を病院に連れて行く仕事をしています。少しずつ自信を取り戻して社会復帰したいと考えているのです。

現在うつ病で苦しんでいる人達に伝えたいのは、うつ病は決して甘えではなく、不快な出来事が繰り返された事で発症した病気なのです。あなたが悪いのではありません。治療をしっかり受けて、徐々に自分にとって快適な事は何かを、医師や支援者と共に考えていく事が大切だと思います。生きる事を諦めたくなりますが、一度しかない人生を前向きに生きていくために、私は皆さんを応援しています。

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