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うつ病の完治には、環境を変えることが重要ではないでしょうか!

      2015/10/07

花の画像伊達(30代女性)と申します。

現代特有の忙しい社会環境に追い詰められ、私は重度のうつ病を12年間患いました。うつ病になってしまうと、出口のない真っ暗なトンネルに取り残されたような気分になります。環境を変えることしなければ、うつ病は治すことはできないと思っています。

うつ病と診断されて

私は、向上心が強い人間だと思います。「頑張り屋」という性格は、長所でもあり、短所でもあります。自分の行動の結果が予想していたものと違ったりすると、自分の努力が足りなかったせいだと追い込む癖がありました。

社会人になってからは、その変なプライドが膨らんでいき、毎日のように自分を追い詰める結果になりました。別に誰からも責められているのでは、ありません。自分を責めているのは、自分自身なんです。

医師から言えば、私は「典型的なうつ病にかかりやすい性格の持ち主」らしいです。

追い込む生活を2年間程送っていると、「未来が見えない。死にたい。」と考えるようになった自分がいました。さすがに、この状態は危ないと感じ、近くの心療内科に駆け込みました。「うつ初期」の状態でした。

「無理をしないように」と医師からは言われたのですが、仕事を休むわけにはいきません。そのまま、ライフスタイルを変えず、頑張ってしまいました。私の心の何処かに、「うつ病は気持ちの持ち様が弱いからだ」とあったのでしょう。これがうつ病を悪化させてしまう原因になってしまいました。

うつ状態が重度のとき

その後、私のうつ病はどんどん悪化していきました。ついに、自傷行為にまで走るようになってしまった私を親が心配し、仕事は強制的に退職させられました。

しかし、仕事を辞めたからといって、うつ病は和らぐことはありませんでした。「家族はみんな働いているのに、私は何を休んでいるんだ。情けない」と劣等感を感じ、孤独感が増していきました。

当時は実家に住んでいたのですが、ポツンと取り残された感情が募り、孤独だと思うようになりました。寂しい、情けない、虚しいというマイナスの感情が渦巻き、何度も自殺行為に走りました。私は、この時はもう一生、うつ病で苦しむのだと感じていたので、もう早めに終わりたかったのです。

思い切って、環境を変えてみる

実家の部屋に籠りっぱなしの生活を2年ほど続けた結果、うつ病の症状は悪化する一方でした。

ところで、母方の実家は自給自足に近いような、田舎暮らしをしているところでした。ある日、祖母が私を呼んでくれました。「しばらく、こっちで住んでみなさい。心が落ち着くかもしれないよ。」と言ってくれました。

その環境を変えたというきっかけが、私のうつ病の完治へと繋がりました。最初は不便な生活だと感じていましたが、自然に囲まれた環境によって、生きているという素晴らしさに気づくことができました。

「畑を耕し、その食材で食卓を囲む。」こんな幸せなことはありません。うつ病で食欲不振だった私ですが、少しずつ食べられるようになりました。

環境を変えることは、簡単なことではありません。しかし私は思うのです。マイナスな環境は、うつ病を呼んでいるだけだと。それなら環境を変えなければ、うつ病は完治しないのではないのかと。極端な考えかもしれませんが、実際にこれは事実だと思います。

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