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うつ病の治療で、薬物依存にならないでください。

      2015/10/03

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なみ(30代女性)と申します。

うつ病にかかってしまうと早く治したくて、早く楽になりたくて「お薬」を服用しますよね。ちょっと待って下さい。その薬は身体に合っていますか?副作用で今よりも苦しむことになるかもしれませんよ。薬を慎重に服用すれば、完治への道は開けると思います。

私のうつ病とお薬の関係

私のうつ病は、酷いものでした。自殺未遂など数えきれないほど、行ってしまい、本当に周りの人々を苦しめてきました。勿論、自分自身も苦しくて耐えれなかったのですが。

私は、20歳の時にうつ病を患うことになりました。きっかけは、ちょっと一般的にかかるうつ病とは違ったものでした。高校生になるまで、親に反抗したことがない私でしたが、社会人になってからの遅い反抗期を迎えました。急に、家族が鬱陶しく感じるようになったのです。

仲が良い方の家族でしたが、心の中で「自立したい」という気持ちが生まれたからかもしれません。その心を抱いた結果、「私には居場所がない」という感情が強くなり、うつ病へと繋がりました。

今から思い返すと、ただの甘えにしか過ぎないと理解できるのですが、当時は全く、わかりませんでした。

うつの症状が出始め、親が心配をしてくれて病院へと連れて行ってくれました。すぐに、軽めの抗うつ剤が出されたので、なんの迷いもなく、飲みました。飲み始めて、1か月くらいでしょうか。服用すると心がフワフワしていくのが、分りました。

この薬を飲むと、気持ちが楽になっていくという考えに変わりました。しかし、この考えが、うつ病を悪化させることになってしまいました。

抜け出せられない薬への依存

抗うつ剤というものは、徐々に免疫がついてくるため、効果が薄れていくという怖さがあります。私の場合、効果がないと気が付くと、精神がどんどんと不安定になっていきました。そして、「もっと、効き目の強い薬が欲しい」と考えてしまうようになりました。完全に、依存症です。

病院にもよるとは思いますが、私が通っていた病院は簡単に薬を出してくれるところでした。薬が、徐々に増えていくことに私は安心感すら抱いていました。そして、最終的に1日に30錠を服用するようになっていました。それでも、効き目は薄くなります。

自力で治すことができなくなった私は、「死にたい」と感じるようになりました。大量の薬を一気に流し込み、ICUに運ばれたこともありました。

今だから、はっきりと言えますが「薬が病気を治してくれるわけではない」ということが、痛いほどわかります。しかし、一度飲み始めると、止めることは不可能に近いです。身体が薬を欲していますし、心も薬に捕われていますから。

薬の減量の仕方

私は現在は、1日1錠の薬で生活できています。30錠ほど飲んでいたのに、信じられませんよね。

なぜ、薬を減らせれたかというと、妊娠したいという気持ちが芽生え、考え方を180度、変えてみました。「このまま、この薬を飲んでいたら、赤ちゃんを産むことはできない」という気持ちが強くなったからです。

その考えに至るまでは、たくさんの人々を苦しめました。でも、認めてくれる人も少人数ですがいました。「私は、独りじゃない」と分かった時、うつ病の抜け出し口に立ったと言えます。

うつ病の薬は、怖いです。時に、悪化させてしまいます。しっかりと自分の意思を持ち、できることなら自然に治すことをおススメします。

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