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私がうつ病になったきっかけは、あまりに悲しい出来事があったからです。

      2015/09/28

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ちびまるこ(40代女性)と申します。

それまで、毎日が楽しく希望にあふれ、前向きでなんにでもチャレンジしていた自分がうつ病になるとは夢にも思っていませんでした。そんな私が、自分の子供を死産したことがきっかけで病気になりました。今は、自分ができる事だけをして生活していく事が大事だと思っています。

うつ病になったきっかけ

寿退社し、幸せな結婚生活を送っていた頃、妊娠しました。初めての妊娠に不安はあったものの、祝福してくれる周りの人たちに励まされ、また、自分でも幸せを感じつつ妊娠生活がスタートしました。妊娠中もつわりもなく、お腹の赤ちゃんも順調そのものでした。

臨月になり、予定日一週間前の検診で、思いもよらぬ出来事がありました。お腹の赤ちゃんが亡くなっていたのです。私には何の前触れもなく、あまりにショックすぎて泣くことも、言葉も出なかったのを覚えています。翌日、うぶ声がないわが子を出産し、しばらくは実家で療養していました。

この頃は「次にまた元気な子を産めばいい」と気持ち的に落ち込んではなく前向きな自分がいました。しかし、数か月たった頃、心と身体に異変が起こり始めていました。

うつ病の症状について

始めは、立ちくらみやめまい、倦怠感、のぼせ、微熱などの身体の症状が出てきました。子供を亡くしたとはいえ、身体は産後でしたので、ホルモンバランスが乱れたのだろうと気にも留めてませんでした。

ですが、そのうち心も変化してきたのです。まず、何をやっても「笑えない」、「楽しくない」状態になり、一日、ベッドの上で寝ながら天井を見つめていました。

そして、「自分は何をやっても駄目なんだ」、「生きていても意味がない」と思うようになり、包丁を持ち出し、トイレに閉じこもる行為を繰り返し、旦那さんを心配させていました。身体の方も、一日だるかったです。

うつ病からの脱却

そんな毎日を心配した、義理の母が知り合いの心療内科に連れて行ってくれました。そこで、「メイラックス」を処方され、一日2回飲むことになりました。

その頃、父親も「自転車」をプレゼントしてくれ、身体の調子が良い時は、何の目的もなく自転車に乗ってふらふらと散策していました。緑の中を、何にも考えずに自転車に乗っている時は、心が癒されました。

メイラックスの効果なのか、気持ち的に少し前向きになり、友人達ともランチをしたりできるようにまで回復しました。

また、以前のようにやれなくなったことを求めるのではなく、今の自分にできる事を無理のない範囲ですることにし、気持ちの負担を軽くすることも回復のきっかけになったと思います。

うつ病の方へのアドバイス

私のうつ病の期間は2年ほどでした。当時は、出口の見えないトンネルに入ったような気分で焦りも大きかったです。

それまでは、うつ病は精神的に弱い人がなるものだと決めつけていましたが、自分がなってみて、初めて「誰にでも起こりうる病気」なのだと感じました。

解決方法は人それぞれだと思います。ある意味、「長い人生こんな時期もあってもいい」と開き直り、今、自分ができる事だけをして生活していく事が大事だと思います。「できない自分」を認める事から始めましょう。

症状が軽いうちに、心療内科や専門の病院で診察し薬を処方してもらうことも大事です。時間とともに必ず良くなりますので、諦めないでほしいと思います。

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