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うつ病で人生を諦めかけていたけれど、誇りを失わず生きたいと思う。

      2015/10/18

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かっちゃん(30代男性)と申します。

私が初めてうつ病の症状を発症したのは、14歳の時です。今が32歳ですから、それからもう20年近くもこの病気と付き合っていることになります。調子が良くなったり、悪くなったりを繰り返しながら、今までの人生を送ってきました。今回はそんな私の体験談を語りたいと思います。どうか、人生をやり抜く誇りだけは失わないで下さい。

どうしてうつ病になったのか

これは簡単でして、両親の私への期待が大きすぎたためです。自慢するわけではありませんが、私はとても成績優秀な子供でした。いわゆるガリ勉というわけでもないのに、周囲からあまりに抜きん出ていました。

クラスでトップは当たり前。塾に通えば、先に通っていた特進クラスの子たち全員の成績をゴボウ抜き。全国模試の上位者にも名前を連ねました。

両親が私の将来に期待を持つようになったのはその頃からでしょう。そしてお定まりのコースで中学受験をしまして、見事難関校に合格しました。

ただこれは私にとっては当たり前に出来る事であって、血の滲むような努力をしたという覚えは特にありません。なので難関校に合格しても、大して嬉しくなかったのを覚えています。

そんな私の冷めた様子を見た両親は、私にノルマを課すようになりました。もっと叩けば伸びると思ったんでしょうね。親心なんでしょうが当時の私の目には、その様子はとても気持ちの悪いものとして映っていました。

そして両親とは不仲になり、毎日に大きなストレスを抱えるようになった私は、14歳という若さでうつ病を発症してしまいました。親心が裏目に出てしまったんですね。

症状はどんな感じ?

そうですね。簡単に言えば世界の全てが色褪せて見えるかんじでしょうか。また、体が重くて動けなくなりました。食事も味がよくわかりません。睡眠時間もバラバラになり過眠が続きました。

この世の楽しいことや、快楽の全てから私だけが切り離されてしまったかのような感じになって、何をしても詰まらないガラス越しの世界で生きているかのようでした。

こんなに残酷な話はありません。楽しいことが何一つ無いというのは、この世に生まれてきた意味を喪失したのと同じです。私は日々を生きながらにして、死んでいるかのようでした。

今は大丈夫なの?

20代半ばで会社勤めが上手くいかなくなり、あまりにも調子がおかしかった私は病院にいきました。そこで初めて『うつ病』と診断されて、服薬を始めました。

そうしてようやく、初めて私は自分の人間性を取り戻すことが出来たのです。病院に行ってよかったと心底思いました。ただ完全に治った訳ではなく、所謂寛解の状態です。時折調子が悪くなり、陰に篭もる時期もあります。ですが服薬していない時期と比べると天地の差です。

私と同様の症状があって病院に行っていない人は、今すぐにでも病院に行って下さい。あんなに辛い状態のまま生きていくのは、しんどすぎるでしょう?

運悪く藪医者に引っ掛かるケースもありますが、辛抱強く自分に合った所を探しましょう。諦めないことが肝心です。どうかこの世に生まれた事の意味を見失わないで下さい。

最後に

この病気になると、嫌でも生きる事の意味と向き合うことになります。それはあまりに難解で手強く、屈服を強いられるものです。ですが諦めないで。どうか死なないで下さい。

生きる事が素晴らしいとは言いません。ですが最後まで人生をやり抜く誇りだけは失わないで下さい。私から言えるのは以上です。

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