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うつ病は治る!信頼出来る医師と自分自身そして強い気持ちが大切!

      2015/11/07

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そら(40代女性)と申します。

うつ病は治る!自分の力を信じて下さい。これからの自分の人生を幸せに生きるために、どうか諦めないで下さい。うつ病を治すのは他人ではなく、自分自身でしかないのです。そして、信頼出来る医師に私に巡り会うことも大切です。出来た事は、同じ人間であるあなたにも出来るのですから。

頼りにしていたママ友達が一斉に引っ越し、ある日突然うつ病に

私がうつ病になったのは、3人目の子供が生まれて一歳になった時の頃でした。子供達はそれぞれ2歳違いで生まれていましたので、毎日が目の回る忙しさでした。上二人の幼稚園への送迎、幼稚園で上の子供二人が家に居ない間は、一歳の子供のお世話、と身体も心も休まる暇が有りませんでした。

しかし、その頃の私はまだ若く体力もあったので、多少の無理はききました。その頃に同じアパートに住んでいたママ友とも良い関係を築けていたので、日々の疲れとストレスはママ友とのお喋りや、助け合いによってかなり解消されていました。

実家が遠い私にとって、同じアパートに住むママ友は何かあった時には頼りに出来る心強い存在でした。育児に追われる毎日を過ごしていても、頼りになるママ友の存在に助けられ、毎日を楽しく過ごしていました。

しかし、新しい年が始まった頃、その大切なママ友達が、家を建てたり、ご主人の転勤になったりと殆ど同じ時期に居なくなってしまったのです。

頼りにしていた友達が一斉に居なくなったショックは、自分の予想をはるかに超えていたのでしょう。引っ越しをしていく友人を、一人、二人と見送りながら、「これからは自分一人で頑張らなくては」と思っていました。

しかし、その必要以上の気負いがあだとなったのか、私の頑張っている心の糸がある日突然プツンと切れたのです。

初めて体験するうつ病の症状に驚いて・・・

台所でいつものように子供たちのお昼ご飯を作っていた私ですが、その時突然涙が溢れ出て、止まらなくなりました。突然の事で私自身も何が起こったのか分らず、何故涙が出て来るのか、何をしていいのか、自分自身がコントロール出来なくなり、パニックに陥りました。

まるで頭と身体と心がバラバラになったようでした。パニックになりながらも、これは誰かに、何とか助けを求めなければ、と必死で頭を働かせ、やっとの思いで主人の会社に電話を掛け、主人に助けを求めました。泣きながら電話をしている私が普通じゃない、と分ったのでしょう。主人はすぐに会社から飛んで帰って来てくれました。

そのまま、すぐに子供達の掛りつけの小児科につれて行って貰い、安定剤の点滴を受けました。安定剤の点滴で、わんわんと泣けて止まらなかった私の感情は収まり、そのまま暫く眠ってしまいました。

目が覚めて落ち着いたところで、先生と話しました。旨い具合にその小児科の先生の知り合いに心療内科の医師がいたので、その心療内科を紹介して貰い、次の日に受診することになりました。

心療内科で受診。うつ病の診断を受ける

次の日、紹介された心療内科を受診した私は、先生に症状を伝えると、すぐに「それはうつ病ですね。」という診断が下されました。そして先生からうつ病を治すための注意点を聞きました。

(1)絶対に頑張らない。たとえば洗濯物を畳んでいて、突然やりたくなくなったら、たとえ残りの洗濯物があってもすぐに止める、など。

(2)好きな事しかしない。

特にこの二点は強調されました。

私の家族にも主人が状態を知らせてくれて、それぞれが出来る範囲で何度も私や子供達の面倒を見に来てくれました。

家族が遠方だったにも係わらず何度も助けに来てくれた事によって、自分一人で頑張らなくてもいい、という安心感を得る事が出来ました。それは、うつ病を回復に向かわせる為の大事な要素になったと思います。

うつ病の間に併発した恐ろしい症状

うつ病と診断され、治療を始めてからとんとん拍子で良くなっていった訳ではありません。薬によって有る程度は症状が改善されるものの、毎日の状態には波があり、昨日あんなに調子が良かったのに、今日はどん底、という時も何度もありました。

状態良かったのにまた悪くなると、落ち込みも激しくなります。処方された薬が合わず、副作用に悩まされた事もあります。

そして、うつ病になってまだ間もない頃は、うつ病の症状だけではなく、離人症やパニック障害、摂食障害といった症状も併発しました。

離人症は目に見える光景がみんな平面に見えて、自分が今ここに存在していない感覚に襲われます。

パニック障害は買物などをしていると、突然目が回って来て、立って居られなくなり、何も出来なくなり、その場から動けなくなります。

摂食障害は食べ物が目の前にあるのに、まったく食欲がわかず、「食べなくては」と思い、食べ物を口に持って行くのですが、全く口が開かないのです。そのためどんどんと体重が減っていってしまいました。

どのようにしてうつ病を克服したのか

そのような恐ろしい症状をいくつも併発し、体験した私が今は薬も飲まず、普通に生活出来るまでになりました。では、なぜそこまで回復出来たのかを最後にお話しします。

その当時私には幼い子供が3人いました。離人症の症状を併発し、部屋で遊んでいる子供達の姿が平面の紙のように見えた時、私はかなりのショックを受けました。「私はもう、頭がおかしくなってしまったのだろうか?」「このまま気が狂ってしまうのではないだろうか?」

そう思うと同時に、「この子供達をおいて、死ねない。気が狂ってしまってはいけない。何としても治さなくては。」と強く強く思いました。

そして、その強い思いが私のうつ病の回復への一番大きな原動力になっていました。勿論人の助けも、薬も必要です。

医師の治療法にきちんと従うことも大切です。自分勝手に薬を飲まなかったりするのは、絶対に避けた方がいいと思います。このような素人判断は、かえってうつ病の症状を長引かせてしまいます。

従って、自分を診て下さる医師は、自分が信頼を寄せられる人で、何でも話せる人である事が非常に大切になってきます。そのような医師が見つかるまで、何度も病院を変えて探す事を、私はお勧めします。私がうつ病を克服出来た要因の一つは、幸運にもそのような医師に巡り会えたことにあったと思います。

そしてもう一つ大切なのは、自分自身の「治りたい!治したい!」という強い気持ちです。私はうつ病の薬が不要になるまで、3年掛りました。この年数はもしかしたら短い方なのかもしれません。

うつ病で苦しんでいる方々は、沢山いらっしゃると思います。私は治す事が出来ました。だから皆さんも治ることは可能なのです。人間は底知れぬ能力を持っています。驚異の回復力を持っています。

「病は気から」という言葉があります。その言葉は有る意味、真実でもあります。「治りたい」という思いが無ければ、治る病も治りません。

「私は無理」と思わないで、自分の力をどうそ信じて下さい。自分のこれからの人生の為にも、自分の周りの家族の為にも。自分の人生を大切にして下さい。あなたも治せます。

私も治ったのですから。治った私は、うつ病で苦しんでいた時の事を思い出す度に、今の健康を今まで以上に感謝して生きる事が出来るようになりました。うつ病になることで、健康のままであったら気付かない感謝の気持ちを貰う事ができました。そう考えると、うつ病になることは、決して悪い事ばかりではありません。どうか、皆さん希望を捨てないで下さい。

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