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うつ病になりやすい自分の性格を自覚し、早めの対処が大切!

      2015/11/01

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あっちゃん(30代女性)と申します。

うつ病は誰にでもなりうる病気です。失業や失恋、大切な人を亡くすなど、思うようにいかないことがあったときに人生を悲観し、それがうつ病に繋がってしまうことは少なからずありえると思います。私自身も決して特殊ではない、人生の中で誰もが経験するような挫折からうつ病になりました。それから10年経ち、うつ病になりやすい自分の性格を自覚して、早めの対処が大切と感じています。

友人への劣等感からうつ病を発症

今から10年ほど前、20代前半のときにうつ病を発症しました。原因は当時仲良くしていた友人への劣等感でした。

学生時代、私は少し特殊な職業を目指していてその訓練所に通っていたのですが、その時出会ったのがその友人でした。その職業は芸能人のような、自分自身が商品になるような類のものです。実力はもちろん、ルックスやアピール力など、自分自身を売り込む術も持っていないとなかなか成功できない職業です。

その友達は私より年下でしたが、既に安定した仕事を得ていました。私は結局大学卒業までに目が出ず、いったん普通に就職しながら訓練所に通いチャンスを待つことにしました。

しかし、彼女との差は開いていくばかり。仕事だけでなく何事においても世渡り上手な彼女はその職業に関係のない現場でも全てにおいて私より上。飲み会に行けば皆から好かれ、彼氏も途切れない。

一方の私は新卒入社した会社があまりにも激務で、もともと目指したかった職業への訓練所にもほとんど顔が出せず、どんどんチャンスを失っていく日々。

友達への劣等感、やりたいことができないもどかしさ、激務による身体疲労から追い詰められ、半年で体重が20kg減ってしまいました。毎日毎日どうしたら彼女みたいになれるのか考えてはなれないと絶望し、死にたいと思うようになり、頻繁に過呼吸にもなりました。

心療内科での治療を決意

私の症状を心配した親が情報収集をし、まずは地域のカウンセラーに相談することになりました。彼女との比較にこだわりすぎてマイナス思考のスポットに入ってしまっていると言われ、心療内科ででの薬物治療を薦められました。

病院で処方された薬は、平たく言えば脳の活動を抑えてボーッとすることで余計なことを考えられなくなるというようなものです。そのため仕事を続けられなくなり、私は退職しました。

治療が始まってからも、しばらくは毎日ほぼ一日中布団から出られなくなり、このまま死ねればいいのにといつも考えていました。

薬が効いてなんとなく落ち着いてきて、ちょっと運動してみようかなとか、ここに行きたいなとかいう欲求が出てくるまでに、半年ほどかかりました。

それから暫くして社会復帰しましたが、そこでの男女関係のもつれで再び精神的に混乱。

しかし、それまで通っていた心療内科の先生が代わり、そのことを相談した時に「そういうことは病院よりもカウンセラーに相談した方が良い」と治療を打ち切られました。

うつ病になりやすいことを自覚し、早めに対処

その時も「見捨てられたと」思って落ち込みましたが、以前とは違って日常生活はぎりぎり送れていました。

それ以降、自分は思考がネガティブになりやすいことを自覚しています。マイナスな方向に行きそうになったら一度立ち止まって考えを修正する努力をすることや、目標を段階的に立てて小さな成功でも自分を褒めてあげることなどを心がけています。

それから10年近く、何とかやってきていました。最近大きな失恋と失業を経験しまた発症しそうな予感がしています。その自覚があるうちにカウンセラーに相談するつもりです。

うつ病の方は自分に責任を負いがちですが、プロの手を借りて助けてもらうことを否定せず、頼るべきときに頼るようにして欲しいと思います。

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